CODEX × CLAUDE CODE

コーデックスでLP制作 完全ガイド

野田さんの方法を読み解いて、チームでも使える形にまとめました

目次

  1. これで何ができるようになる?
  2. 全体像 ― 制作から公開までのドミノ
  3. なぜCodex? ― お金の話がいちばん大事
  4. 準備するもの
  5. Codexだけで全部やる(基本の流れ)
  6. 【発展】野田さんの自作コックピット
  7. 公開を自動化する(GitHub→Cloudflare)
  8. チーム・合宿で伝えるときのコツ
  9. 野田さんに確認したいこと

1これで何ができるようになる?

ひとことで言うと ―

画像もデザインも全部AIに作らせて、自分は「気に入った1枚を選ぶ」だけ。
完成したらボタンひとつで世界に公開。しかも追加のお金(API課金)がかからない。

このガイドはCodexだけで完結します。Codexはそれ自体がAIエージェント(Claude Codeと同じ仲間)なので、「LPを作る」「画像を作る」「公開する」を全部Codexひとつでこなせます。Claude Codeは使いません。参考画像も要りません。「こんな感じ」とお願いするだけで、Codexがデザインも画像も作ってくれます。

野田さんは「エンジニア界で革命と言われている」「絶対使ってください」と話していました。やっていることは難しそうに聞こえますが、分解すると3つだけです。これからのワークショップも、このCodex中心のやり方で進めます。

2全体像 ― 制作から公開までのドミノ

野田さんの作業は、大きく「制作」と「公開」の2フェーズ。公開はドミノのように自動で進みます。

制作フェーズ(Codexに頼むだけ)
1. CodexにLPを作ってもらう
「こんなLP作って」とお願いするとHTMLができる
2. Codexに画像を作ってもらう
4〜8枚出して、気に入った1枚を選ぶ→そのまま差し込み
公開フェーズ(これもCodexに「公開して」と頼むだけ)
3. GitHubにプッシュ
Codexがコマンドを実行(プライベートリポジトリで管理)
4. GitHub Actionsが自動起動
最初に1回だけ設定すれば、あとは毎回自動
5. Cloudflareに公開
Wrangler経由で、画面を開かずそのまま公開
ポイント:3〜5は全部Codexが代わりにコマンドを打ってくれます。あやさんやチームは「GitHubに上げて公開して」と日本語で頼むだけ。最初の1回だけ設定すれば、以降は「公開して」のひとことで世界に出ます。

3なぜCodex? ― お金の話がいちばん大事

野田さんが何度も「Codexいいですよ」と言っていた一番の理由はコストです。多くのAIツールは画像を作るのに外部の画像API(従量課金)を繋ぐ必要があり、「生成するたびにお金が減っていく」状態になります。Codexはそこが違います。

画像の作り方コスト
外部API接続タイプ 画像APIを別途つなぐ必要がある 従量課金 作るたびにお金が減る
Codex 画像生成が標準で入っている(gpt-image-2) サブスク内 追加課金なし
事実確認できました:Codexの画像生成は ChatGPTのPlus/Pro などのサブスク(月額)に含まれています。野田さんの「サブスク内で画像が作れるから、わざわざAPIを繋がなくていい」という話は、その通りでした。
注意:無料プランでは画像生成は使えません。画像生成は通常の利用枠を3〜5倍ほど早く消費します(無限ではない)。Plusプランの方が画像の質も良くなります。

4準備するもの

あやさんはCodexがもう入っているので、ここは確認だけで大丈夫です。チームメンバーに伝えるときの手順としてまとめます。

A
ChatGPTの有料プラン(Plus以上)
画像生成を使うので、無料プランはNG。Plusでまず十分です。
B
Codex(コーデックス)をインストール
npm i -g @openai/codex
C
ChatGPTアカウントでログイン
APIキーではなく、いつものChatGPTアカウントでログインします。これがサブスク内で使えるカギです。
codex login
codex login status   # ログインできているか確認

5Codexだけで全部やる(基本の流れ)

これがワークショップの標準フローです。むずかしいコマンドを覚える必要はありません。Codexを起動して、あとは日本語でお願いするだけ。CodexがHTMLも画像も書いて、公開まで代わりにやってくれます。

はじめに一度だけ:Codexを起動する

LPを作りたいフォルダの中で、これを打つだけです。会話できる画面(エージェント)が立ち上がります。

codex

あとは下の1〜5を、ぜんぶこの会話の中で日本語で頼んでいきます。

1
LPの土台を作ってもらう
例:「女性起業家向けの〇〇のランディングページを1枚作って。ヒーロー/お悩み/解決/特徴/料金/お客様の声/お申込み の順で。やさしい雰囲気で、絵文字は使わないで。」
2
画像を作ってもらう(Codexの一番の強み)
例:「ヒーローの背景画像を作って。湘南の海とやわらかい朝の光。images/hero.png に保存して、HTMLにも入れて。」
気に入らなければ「もう4枚、ちがう雰囲気で」と頼めば、どんどん出してくれます。その中から好きな1枚を選ぶだけ。
3
できあがりを確認する
例:「プレビューを立ち上げて、ブラウザで見られるようにして。」Codexがローカルサーバーを立ててくれるので、その場で完成形を確認できます。
4
直したいところを伝える
例:「料金の文字をもう少し大きく」「お客様の声を3人に増やして」。見ながら何度でも頼めます。
5
公開してもらう
例:「GitHubに上げて、Cloudflareに公開して。」最初の1回だけ設定(次の章)をすれば、以降は「公開して」だけで世界に出ます。
画像をうまく出すコツ:お願いの文に $imagegen と付けると、Codexの画像生成スキルが確実に動きます(例:「設定画面のバナーを作って $imagegen」)。保存場所は文中で images/〇〇.png のように指定すると、そのままLPのフォルダに入ります。
もっと簡単な道もあります:Codexのアプリ版(デスクトップ)には「Sites」という機能があり、Webサイトを作ってそのまま公開までできます。ターミナルが苦手な方には、こちらをワークショップで案内するのも手です。

6【発展】野田さんの自作コックピット

ここは「もっと先を知りたい人向け」です。第5章のCodex単体でやりたいことは全部できるので、最初は読み飛ばしてOK。野田さんは文字起こしで「サイドバーの中で画像を並列生成して、ポチポチ選ぶ」専用画面を自作していました。その正体の話です。

「コデックスアップサーバー」の正体 = Codex App Server

文字起こしの「コデックスアップサーバー」は、正式には Codex App Server です。Codex本体(頭脳)を、自分で作ったアプリや画面から動かすための「接続口・エンジン」のこと。OpenAI公式の機能で、実はVS Codeの拡張機能やCodexアプリも、この同じ仕組みで動いています。

野田さんはこれを使って、自作の「LP制作コックピット(管理画面)」から、Codexにこういう命令を出していると考えられます。

基本(第5章) vs 自作コックピット

基本:Codex単体(第5章)発展:自作コックピット
やり方Codexに日本語で頼むだけCodex App Serverで専用画面を自作
必要なこととくになし(会話するだけ)プログラミング(JSON-RPC・SDK)
画像を一気に出す「4枚出して」と頼めばOKボタンひとつで本当に同時並列
成果(作る→画像→公開)できるできる(速さと使い勝手が上)
結論:専用画面そのものは開発者レベルの作り込みです。同じものを作る必要はありません。第5章のCodex単体で、やりたいことは全部できます。自作コックピットは「もっと速く・もっと快適に」を目指すときの応用編です。

参考:Claude Codeから呼ぶ別ルート

すでにClaude Codeを使い慣れている人は、Claude Codeの中から codex exec "画像を作って ./images/hero.png に保存" でCodexの画像生成だけ借りることもできます。ワークショップでは基本(Codex単体)を案内し、これは「Claude Code派の小ワザ」として補足する程度でOKです。

7公開を自動化する(GitHub→Cloudflare)

野田さんが「ドミノみたいに」と言っていた部分です。プッシュしたら → GitHub Actionsが動いて → Cloudflareに公開、が勝手に進みます。あやさんは湘南ビジコンで wrangler pages deploy を使った経験があるので、地続きです。

仕組み(リポジトリごとに1回だけ設定)

道具役割
GitHub制作物の保管(プライベートリポジトリ)
GitHub Actionsプッシュを検知して自動で公開作業を起動する「引き金」
Cloudflare+Wrangler公開先。Wranglerを使えばCloudflareの画面を開かなくていい

設定の流れ

  1. LP用のGitHubリポジトリを用意する
  2. Cloudflareで「APIトークン」と「アカウントID」を取得する
  3. GitHubのリポジトリに、その2つを「シークレット」として登録する
    名前:CLOUDFLARE_API_TOKENCLOUDFLARE_ACCOUNT_ID
  4. リポジトリに自動公開の設定ファイルを置く(下記)

設定ファイル .github/workflows/deploy.yml の中身(Cloudflare公式の wrangler-action を使用):

on: [push]
jobs:
  deploy:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
      - uses: cloudflare/wrangler-action@v3
        with:
          apiToken: ${{ secrets.CLOUDFLARE_API_TOKEN }}
          accountId: ${{ secrets.CLOUDFLARE_ACCOUNT_ID }}
          command: pages deploy ./ --project-name=あなたのLP名
大事なポイント:この設定はリポジトリごとに必要です(GitHub Actionsは1つのリポジトリにつき1セット)。新しいLPを作るたびに、最初の1回だけこの設定をします。逆に言えば、一度設定したそのLPは、以降プッシュするだけで自動公開されます。
GitHubもCloudflareも、画面を開かなくていい:GitHub Actionsは gh コマンドから、Cloudflareは wrangler から操作できるので、Claude Code/Codexの中で完結します。

8チーム・合宿で伝えるときのコツ

熱海合宿(7/3-4)でCodexを紹介するときも、この順番で話すと伝わりやすいです。難しい単語より「何が嬉しいか」から。

  1. まず「嬉しいこと」から:画像もデザインもAIが作る/選ぶだけ/追加のお金がかからない
  2. たった3ステップだと見せる:このガイドの「全体像」の図をそのまま使う
  3. 一番ラクな入口を渡す:codex と打って、あとは日本語でお願いするだけ」(第5章の基本フロー)から始めてもらう
  4. 自動公開は応用:慣れてきたら GitHub→Cloudflare の自動化、という順で。ターミナルが苦手な人にはCodexアプリの「Sites」も案内
合宿での見せ方おすすめ:その場で1枚、画像をCodexに作らせて見せると一番伝わります。「参考画像なしで、お願いするだけでデザインごと出てくる」インパクトが効きます。

9野田さんに確認したいこと

このガイドは確認できた事実で作っていますが、野田さん独自の作り込み部分は本人に聞くのが確実です。聞くとしたら、この3つ。

ここは正直に:この3つは野田さんの「秘伝のタレ」部分(発展編)です。聞けたらこのガイドに追記します。聞けなくても、第5章のCodex単体で同じ成果は出せます。